どくだみを使った『どくだみ茶』が子供のアトピー改善に効くって知っていますか?
かさかさしたり、痒みが出たり、酷くなると肌がただれてしまうこともあるアトピーですが、なんと!我が家の子供たちのアトピーが改善しました!
[char no="24" char="ママ"]でもなぜ?どくだみ茶ってアトピーに効くのかしら~?[/char]
庭の片隅や道端で、良く見る植物『どくだみ』
繁殖力が強く、葉や茎を傷つけると強烈なニオイがするため、あまり身近には生えて欲しくない草ですが・・
[char no="16" char="はじめパパ"]今回は、どくだみ茶の驚くべき効果についてご紹介しますよ![/char]
お好きなところからどうぞ
どくだみ茶の効能とは?
どくだみは、漢字では『毒矯み』と書き、毒素を抑えるという意味を持ちます。
その名前の通り、どくだみ一番の効果は解毒・殺菌作用となるのです。
開花期の葉や茎を乾燥したものは、生薬名『十薬(じゅうやく、重薬とも)』として、日本薬局方にも収録されています。
十薬の煎液には利尿作用、高血圧、動脈硬化の予防作用などの効能があるとされていて、生の時には強烈だった臭いがほとんど無くなっているそうです。
また、湿疹やかぶれなどには、生の葉をすり潰したものを貼り付けるとよいという、『おばあちゃんの知恵袋』的な治療法がありますが、あの匂いが気になる場合は避けた方が良さそうですね。。
[char no=10 char="ジジとババ"]子供の頃はケガをしたら『どくだみ』を塗られたもんじゃ[/char]
そして、漢方でも解毒剤として用いられていることから、どくだみには、昔から様々な効能・効果が認められていたようです。
どくだみ茶に含まれる主な薬用成分
どくだみ茶には、以下のような薬効成分が見られます。
- クエルシトリン
利尿作用があり、便秘の解消や高血圧の予防が期待できます。 - カリウム
利尿作用があります。 - カルシウム
骨や筋肉の形成に欠かせない成分です - 鉄分
貧血の予防、血液中の酸素の運搬や活性酸素の除去に必要な成分です。 - フラボノイド
抗酸化成分のフラボノイドは、活性酸素を除去してくれる働きを持ちます。 - イソクエルシトリン
血行不良の改善や血液をサラサラにし、新陳代謝を活発にさせると言われています。 - アストラガリン
抗アレルギー作用や抗ヒスタミンの作用あり、アレルギー症状の緩和やかゆみの抑制が期待できます。
ドクダミ茶の効能
ドクダミ茶には、多くの効能があると言われています。
- アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギーの緩和
- ニキビ・吹き出物の緩和
- むくみの解消
- 便秘解消
- 高血圧予防
- 動脈硬化予防
- 毛細血管の強化
- 糖尿病予防
- 脳梗塞の予防
- 胃痛や十二指腸潰瘍の改善
- 腎機能の向上
- 蓄膿症の改善、予防
- 疲労回復
- 血行改善
- 肩こり解消
- 冷え性の改善、予防
- 生理不順の解消
- 生理痛の解消
このほかにも、虫刺されや水虫などの皮膚トラブルにも効果があります。
どくだみ茶で子供のアトピー症状が改善し完治!
上にも書いたように、どくだみ茶には、多くの効果があります。
そんな中でも、我が家ではどくだみ茶を飲んでいたところ息子のアトピー症状が緩和しました。
しかし実は、どくだみ茶によるアトピー症状への効果には個人差があるようで、はっきりとした科学的根拠は、よくわかっていないようです。
[char no=4 char="10歳♂"]でも、僕はかゆいのが治って嬉しい!![/char]
肌がただれるほど酷かった症状が完治したという口コミもあるようなので、何らかの効果は期待できそうです。
どくだみ茶のデトックス効果
どくだみ茶のアトピー症状への効果は、はっきりとは分かっていませんが、上にも書いた通り、どくだみには毒を抑える効果があります。
その解毒作用(デトックス作用)によって、体内に溜まっていた毒素が汗や尿、便として体外に排出され、体の中がきれいになることで血液や腸内が浄化され、アトピー性皮膚炎の症状が緩和されると考えられています。
尚、デトックスされることで、アトピー以外にも、花粉症などのアレルギー症状、ニキビや吹き出物、便秘解消なども期待できるようです。
どくだみ茶の作り方
最近では、どくだみ茶のティーバックも多く見かけるようになったため、手軽に飲めるようになりましたが、更に効果を得たい場合は、煎じるのが一番です。
ここでは、簡単などくだみ茶の煎じ方をご紹介します。
【用意する物】
- どくだみの葉(市販品でも手作りでも):約5g
- 水:500ml
- ヤカンや鍋など、茶こしやザル
【どくだみの煎じ方】
- ヤカン(または鍋など)にどくだみと水を入れ、火にかけます。
- 沸騰したら、弱火にして、5~10分ほど煮出します。
- 火を消し、茶こしやザルを通して、カップや湯飲みへ注ぎます。(熱くなっていますので、火傷にご注意ください)
*どくだみの葉の量は、種類やお好みに合わせて増減してください。
どくだみ茶を使った入浴方法
どくだみ茶は、飲む以外にも、入浴剤として使うこともできます。
- 刻んだ生のドクダミ、または乾燥どくだみ茶葉を布袋やネットなどに入れた物を、そのままお風呂の中に入れて、優しく揉むだけです。ティーパックのものでしたら、そのまま使えます。
- もっと、効能を得たい時は、どくだみ茶を煎じた物(上記の『どくだみ茶の煎じ方』を参考にしてください)を1リットル分くらいを湯船に入れてください。
*肌の状態によっては、悪化してしまう場合もありますので、その際は、使用を中止して皮膚科医にご相談ください。
*どくだみの匂いが体に付く場合があるので、お風呂から上がる際は、身体を洗い流してください。
*また、残り湯にも、どくだみの匂いが残っている場合がありますので、洗濯などには使用しない方が良いでしょう。
どくだみ茶の副作用や注意点は?
カフェインがほとんど含まれないどくだみ茶は、子供でも安心して飲むことが出来ますが、以下の点にご注意ください。
どくだみ茶の副作用
- 高カリウム血症
血中濃度が異常にあがりすぎた場合に、めまいや吐き気等を引き起こします。
不整脈等、肝機能に問題がある場合は、事前に主治医にご相談の上、どくだみ茶を飲んでください。
どくだみ茶の多飲による症状
利尿作用と便秘効果から、頻尿と下痢の症状になる場合があります。
1日に飲む量は、200~500mlが最適です。
尚、子供の場合は、頻尿から脱水症状を起こす場合もあるため、少ない量から始めて、問題がないようであれば、少しずつ増やしていきましょう。
どくだみ茶が合わない場合は中止する
上にも書きましたが、どくだみ茶は、全てのアトピー症状に向く訳ではないようです。
症状が悪化した場合は、すぐに飲むのを中止し、皮膚科医にご相談ください。
どくだみ茶を子供に与える場合
利尿作用があるどくだみ茶は、乳児に与える適量などのガイドラインは整っていませんので、赤ちゃんに与えるのは控えましょう。
また、どくだみ茶の匂いや味には癖があります。
子供が、匂いや味を好まない場合は、無理に飲ませることで吐き戻してしまう場合もありますから、無理強いはやめておきましょう。
尚、どくだみの効果を期待した、ブレンド茶やお菓子も発売されていますので、どくだみ茶がだめな場合は、そちらを試してみると良いでしょう。
さいごに
アトピー症状に効果のあると言われている、どくだみ茶ですが、実は科学的根拠ははっきりしていません。
しかし、どくだみには、古くから解毒作用が認められていることから、どくだみ茶を飲むことで体内の毒素を排出させるデトックス効果によって、アトピー症状などが緩和されるのではないかと考えられています。
もし、興味があれば自己責任で試してもみても良いかもしれませんね。
ですが、万が一、症状が悪化した場合は、すぐに飲むのを止めて、医師に相談することをおすすめします。
[char no="15" char="はじめパパ"]僕は昔からの知恵って信じているので、積極的に試していますよ!![/char]