沖縄には『うっちん茶』と呼ばれる健康に良いお茶があります。

『うっちん』とは、ウコンを指す沖縄の言葉なので『うっちん茶』とは『ウコン茶』のことになります。

ウコンと言うと、お酒を飲んだ後に飲むと良いとされている健康食品として有名ですね。

そのウコンを使った『うっちん茶』にも、身体に良い効能効果がたくさんあります。

ですが、うっちん茶のカフェインなどが気になりますが、妊婦さんが飲んでも大丈夫なのでしょうか?

うっちん茶の効果効能や正しい飲み方を覚えて、身体の中から健康になりましょう!

今回は、うっちん茶の作り方や副作用についてご紹介します。

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うっちん茶とは?

うっちんとは沖縄の方言で、『ウコン』のことです。

ウコンは、ショウガ科の多年草で、主に根の部分が薬用や食用として使われています。

そのウコンの根茎の部分を乾燥させ煎じた物が、『ウコン茶』=『うっちん茶』。

沖縄では、非常にポピュラーなお茶で、家庭で飲まれる他、ペットボトルなどで販売もされています。

なお、うっちん茶の原料となるウコンは、世界中に50種類以上あると言われています。

日本国内では、主に4種類のウコンを使ったお茶やサプリメントなどが販売されていて、それぞれ、特徴があるようですので、簡単にご紹介しましょう。

ウコンの種類

出典:NAVER まとめ

  • 春ウコン
    姜黄(きょうおう)とも言われます。
    ウコン特有のクルクミンも多少含んでいますが、ミネラルや食物繊維を多く含んでいるのが特徴なため、肝臓を含めた内臓全般の健康維持を目的にするのであれば、この春ウコンが良いとされています。
  • 秋ウコン
    ウッチン茶として広く親しまれているのが、この秋ウコンです。
    効能効果については、後ほど詳しくご紹介しますが、その他の使い方として、着物の染料などに使用されます。
  • 紫ウコン
    名前の通り、紫色をしたウコンで、『ガジュツ』とも呼ばれます。
    秋ウコンや春ウコンに比べると寒さに弱いため、生産地が限定されています。
    春・秋ウコンに比べると、クルクミンの量は少ないのですが、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を引き起こしているピロリ菌を駆除する効果があると言われています。
  • 黒ウコン
    黒ショウガとも呼ばれます。
    黒ウコンは、強い抗酸化作用を持って、最近ではサプリメントとして注目を集めています。

うっちん茶の栄養成分と効能効果

うっちん茶に使われるのは、主に秋ウコンとなり、根茎の断面は鮮やかなオレンジ色をしているのが特徴です。

上にも書いた通り、染料や、カレーなどに使われる『ターメリック』として食品にも用いられます。

うっちんが、沖縄に伝わったのは15世紀頃、当時は琉球王国だった時代になります。

薬や染料、香辛料として貴重だったことから、王府の重要な財源のうっちんは、栽培・販売が『専売制』とされていて、自由に栽培することが出来なかったことから庶民にはめったに入手することができなかったそうです。

昔から、うっちんの効能は認められていたようですね。

うっちん茶に含まれる栄養成分

  • クルクミン
    色素成分の『クルクミン』は、うっちんに最も多く含まれています。
    うっちんが、肝臓に良いと言われるのは、このクルクミンのおかげ。
    クルクミンには、肝機能の強化胆汁分泌を促す作用利尿作用があります。
  • シネオール
    胃の働きを活発にする健胃作用があります。
    また、殺菌、防腐作用にも優れています。
  • カンファー
    精油成分の1つのカンファ―には、心臓の働きを高める強心作用や、健胃、殺菌の効果もあります。

この他にも、リンや鉄分、カルシウムなどのミネラルも豊富に含まれています。

うっちん茶の効能効果

  • 肝機能強化
    うっちんと言えば、肝臓に良い効果が有名ではないでしょうか。
    クルクミンには、アルコールの分解速度を速める作用があるため、お酒を飲み過ぎた時など二日酔い予防に効果があります。
    また、胆汁の分泌を促進して、肝臓の働きを活発にすることで肝臓への負担を軽減します。
    沖縄では、泡盛などのお酒をうっちん茶で割って飲むことも多いそうですよ。
  • 生活習慣病の予防
    クルクミンによって、胆汁の分泌が高まることで脂肪の分解や代謝が進むため、血中のコレステロール値を下げる効果が期待されます。
    また、うっちんに含まれる食物繊維がコレステロールを吸着することで、動脈硬化などの生活習慣病を予防するといわれます。
  • 健胃効果
    うっちんに含まれる、シオネールやカンファ―の作用で、胃の働きを助け、健胃効果が期待できます。
  • 便秘解消
    食物繊維とミネラルの働きにより、大腸の運動が活発になり、便秘解消や予防が期待できます。

この他、うっちん茶を飲むことで、貧血予防むくみ解消なども期待できます。

また、クルクミンと精油成分の抗酸化作用の働きにより、ガン細胞を抑制させると考えられていることから、がん予防にも効果が期待されているようです。

うっちん茶の副作用

うっちんには、基本的は副作用はないと言われていますが、すでに持病を持つ人が、うっちん茶を飲むと悪い影響を及ぼす場合があるため、注意が必要です。

うっちんには、鉄分が多いため、肝炎を患っているなど、鉄分摂取の制限をしている場合は、主治医に相談すると良いでしょう。

また、健康な人でも、一度に大量のうっちん茶を飲むと胃壁が荒れてしまう場合もあるようです。

うっちん茶の摂取量は、1日10g以下が適当と言われていますので、適量を取ることで、より健康に繋がる効果が得られますよ。

うっちん茶のカフェインは子供や妊婦に大丈夫?

ノンカフェインのうっちん茶は、妊婦さんや子供さんでも安心して飲むことができます。

様々な効果効能を持つうっちん茶なので、ご家族の健康のために少し取り入れてはどうでしょうか?

ただし、上にも書いたように適量を飲むようご注意ください。

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うっちん茶の作り方と入れ方

市販品もたくさん見かける、うっちん茶ですが、自宅でも手作りすることが出来ます。

もし、生のうっちんが手に入ったら、うっちん茶にしておくことで、いつでもうっちんを摂ることができますよ。

うっちん茶の作り方

■材料

  • うっちん(秋ウコン):好きなだけ

■作り方

  1. よく洗って水分をふき取ったうっちんを、約1㎜にスライスします。
  2. 平たいザルや皿などに重ならないように並べ、日陰でパリパリに乾燥するまで干しします。
  3. よく乾いたら、湿気ないように密閉できる保存瓶やジップロックなどで保存します。

うっちん茶の入れ方

干したうっちん5gに対して、500~600mlの水を用意します。

鍋に水とうっちんを入れて沸騰させて3分から10分、お好みの濃さに煮だしたら、うっちん茶の完成です。

温かいままで飲むとクセのある香りと苦みを感じる場合もあるようです。

その時は、しっかり煮出した後に冷やして飲むことで、気にならなくなりますよ。

また、他のお茶をブレンドすることで、飲みやすくなるので、お好きなお茶で試してみても良いですね。

今回は、手作りのうっちん茶をご紹介しましたが、市販品には、手軽に飲めるティーバックタイプや、ウコン独特の苦味をおさえた、醗酵ウコン茶、発酵ウコン茶というのもあるようですので、参考にしていただけたらと思います。

さいごに

うっちん茶は、沖縄の方言でウコン茶のことです。

二日酔いを防ぎ、肝機能を高めることで有名なうっちん茶ですが、それ以外にも、生活習慣病の予防や健胃効果など多くの効能効果が期待できます。

ただし、うっちんの1日の摂取量は10gが目安となりますので注意してくださいね。

お酒を飲み過ぎた時もちろんま、毎日、飲み続けることで肝機能が高まる、うっちん茶をぜひ、お試しくださいね。

 

 

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