今は、日本中どこへ行ってもコンビニや自動販売機で手軽に購入できるようになったペットボトルの清涼飲料水。

喉が渇いた時にも、すぐに飲めて便利ですよね!

ですが、そんな清涼飲料水を飲みすぎると『ペットボトル症候群』になってしまう可能性があるのです。

 

  • この『ペットボトル症候群』とは、どのような病気なのでしょうか?
  • 清涼飲料水が問題とのことですが、無糖コーヒーや紅茶は大丈夫?

 

また、『ペットボトル症候群』の対策や治す方法についても調べてみました!

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ペットボトル症候群とは?

『ペットボトル症候群(ペットボトルしょうこうぐん)』とは、スポーツドリンクや清涼飲料水などを大量に飲み続けることが原因で起こる“急性の糖尿病”のことです!

正式名称は『ソフトドリンク(清涼飲料水)・ケトアシドーシス』又は、『清涼飲料水ケトーシス』と呼ばれることもあるようです。

『ペットボトル症候群』という名前は、糖尿病性ケトアシドーシス患者の多くが、ペットボトルで清涼飲料水を飲んでいたことから命名されたとのこと。

想像するに、常に手にペットボトルを持ち、そこから絶えず清涼飲料水を飲んでいたのでしょうね…。

 

ペットボトル飲料に含まれる糖分

『ペットボトル症候群』は急性の糖尿病ですから、糖質の摂取が原因で引き起こされる病気です。

実は、市販されているソフトドリンクには、100mlあたり10g前後と、かなり多く糖質が含まれているのですが、ご存知ですか?

なんとなく体に良いと感じているスポーツドリンクでさえも、100mlに6g程度の糖分が含まれていますし、炭酸飲料は甘さを感じにくいということもあって大量に飲んでしまうことも。

もし、お手元にソフトドリンクのボトルがあるようなら、栄養成分の炭水化物の欄をチェックしてみてください。

その炭水化物のほとんどが糖分なのですが、かなりの量が入っていることがわかりますよ。

そのように、知らず知らずの内に、手軽に買えるペットボトル入りの清涼飲料水から多すぎる糖分を摂取してしまっているのです!

 

ペットボトル症候群に注意

『ペットボトル症候群』を発症するのは、20代から30代の若者に多いと言われていますが、最近では暑さの為、40代から50代の中高齢者にも多くなっているとの報告があるようです。

また、『ペットボトル症候群』は、ソフトドリンクやスポーツドリンクの急激な大量摂取だけでなく、みかんの缶詰やアイスクリームなどの糖分の多い食品を大量摂食した場合にも発症することも報告されているとか。

しかも、日頃は健康上なんの問題のない人でも、突然『ペットボトル症候群』になる可能性もあるのが怖いところです。

大量の糖分が含まれた食品を一度に食べると、『ペットボトル症候群』を引き起こす可能性があることを覚えておいてくださいね。

 

ペットボトル症候群の原因と症状は?

では、『ペットボトル症候群』には、どのような症状がみられるのでしょうか?

 

  • 喉の渇き
  • 倦怠感
  • 体重の急激な減少

 

などがあげられます。

ひとつひとつは軽度の症状に見えますが、症状が進み重篤になると、

 

  • 多尿
  • 嘔吐
  • 腹痛
  • 意識がもうろうとする
  • 昏睡(糖尿病性昏睡)

 

などから死亡してしまうことも考えられるのです!

なぜ、このようになってしまうのでしょうか?

 

ペットボトル症候群の原因

ソフトドリンクの飲み過ぎが引き起こす『ペットボトル症候群』のメカニズムについて簡単に説明しますね。

まず、人間の身体は、糖質を分解する際『インスリン』を分泌します。

しかし、体内にあまりにも大量の糖質が入ってくる状態(血糖値が高い)が続くと、必要なインスリンの分泌が十分に行われなくなりますし、また、分泌されたインスリンの効き目も悪くなってしまうことで、体内の糖質の処理ができなくなってしまう訳です。

糖質から必要なエネルギーを得られなくなった身体は、脂質とタンパク質からエネルギーを得ようとします。

タンパク質は、筋肉として体に蓄えているため、これを分解するのは容易ではありません。

そこで体は、もっと簡単に分解できる、体内の余分な脂肪を使おうとします。

運動時などに“脂肪を燃やす”とよく耳にしますから良いことのように感じますが、それは健康時のこと。

上記のように、糖質が上手く分解できない場合には、身体に悪影響があるのです。

その原因は、脂肪を燃焼する際に途中で作られる『ケトン体』という物質。

この『ケトン体』は通常は体に害はありません。

ですが、糖質が上手く処理できずエネルギーの大半を脂肪燃焼から得ようとすることで、酸性物質である『ケトン体』が極端に体内に溜まりすぎ、血液が酸性になってしまいます。

そうなると、上に書いたような嘔吐や腹痛、意識がもうろうとするといった症状を引き起こすのです!

 

ペットボトル症候群の症状

しかも、この『ペットボトル症候群』の怖いところは、それぞれの症状が悪循環を招くところ。

 

  1. ソフトドリンクを飲むと血糖値が上がる
  2. 血糖値が上がると喉が渇く
  3. 喉が渇くので、余計にソフトドリンクを飲む
  4. さらに血糖値が上がり、インスリンが働かなくなる
  5. インスリンが働かない為、さらに血糖値が上がる

 

そして、2.に戻る…とある意味ループしてしまうのです。

ソフトドリンクを日頃から愛飲していて、最近、調子がおかしいという人は、すぐに受診することをおすすめします。

一番良いのは、『ペットボトル症候群』ならないことです。

では、『ペットボトル症候群』を防ぐにはどうしたら良いのでしょうか?

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ペットボトル症候群の対策や治す方法

『ペットボトル症候群』を防ぐ一番の方法は、スポーツドリンクやソフトドリンクといった、大量に糖分を含んだ飲食物を日常的に摂取しないことです!

これだけで『ペットボトル症候群』対策は万全です!

喉が渇いたときには、ソフトドリンクではなく、水や麦茶、お茶などを飲むと良いでしょう。

ミネラルを含んだスポーツドリンクは、暑い夏の日やスポーツなどで、大量に汗をかいたときなどに飲むように気をつければ大丈夫です。

また、『ペットボトル症候群』は、『糖尿病』とは違って一過性の病気なので、ソフトドリンクの摂取を改め、正しい治療をすることで治すことができるようです。

病院では、症状が重い場合は、糖の排出を促すための注射や投薬などが行われる場合もあります。また、食事療法も一般的のようです。

大事なのは、個人の判断で症状の改善などを過信しないで、きちんと医師の指示に従うことです。

何はともあれ、ソフトドリンクは厳禁ですよ!

 

ペットボトル症候群は無糖コーヒー・紅茶がおすすめ

『ペットボトル症候群』はソフトドリンク厳禁と書きましたが、今まで味のついていた飲み物をいきなり水などに替えるのは難しい…と思う方は多いと思います。

そこでおすすめなのが、無糖のコーヒーや紅茶です。

コーヒーや紅茶は、利尿作用があるので、喉の渇きを癒すのには向いていませんが、嗜好品として適量取るのならば問題はないでしょう。

口が寂しい時などに試してみると良いですね。

ただし、コーヒーも紅茶もカフェインを含んでいますので、気になる方はノンカフェインの物を選ぶなど工夫してみては。

また、コーヒーなどにも『依存』する可能性は考えられますので、くれぐれも飲み過ぎにはご注意くださいね。

 

まとめと感想

ペットボトル症候群を防ぐには無糖コーヒー・紅茶がおすすめです!

”病気の対策”や”治す方法”についてもまとめてみましたが、ご参考になればと思います。

市販のソフトドリンクなどには大量の糖分が含まれています。

それを知らずに大量に飲みすぎるとこで起こる『ペットボトル症候群』。

『ペットボトル症候群』にならない為の対策や治す方法を参考にして、気になる場合は早めの受診をおすすめしますよ。

一番の予防は、ソフトドリンクを大量に飲み続けるのを止めることです。

いきなりソフトドリンクを止めるのが辛い場合は、無糖のコーヒーや紅茶を試してみてはいかがでしょうか?

普段の嗜好品に気をつけて、健康に過ごせるようにしたいものですね!

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