春から夏にかけて店先に並ぶ、さや付きのえんどう豆(グリーンピース)。

中身のグリーンピースは、豆ごはんやかき揚げや煮物と、初夏の味をして美味しくいただけますよね。

そんなえんどう豆(グリーンピース)には、ダイエットの効能や効果があると言われていますが、カロリーや糖質はどうなのでしょうか?

糖質制限ダイエットなどをしている人は気になるところだと思います。

今回は、えんどう豆(グリーンピース)の栄養成分についてご紹介します。

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えんどう豆(グリーンピース)の栄養成分

『えんどう豆』と『グリーンピース』、別々のものだと思っている人はいませんか?

『グリーンピース』は、『えんどう豆』が完熟する前の未熟な状態で収穫したものなので、実は同じ物!

(ちなみに、『絹さや(さやえんどう)』も、『えんどう豆』のさやが若い時に収穫したものです)

きれいな緑色が特徴ですが、中には、「グリーンピースは苦手」という方もいらっしゃるかもしれませんね。

ですが、グリーンピースには、身体に良い効果のある成分がたくさん含まれているのです!

まずは、えんどう豆(グリーンピース)の栄養成分一覧をご覧ください。

可食部100gあたりの栄養素

  • エネルギー:93kcal
  • タンパク質:6.9g
  • 脂質:0.4g
  • 炭水化物:15.3g (食物繊維:7.7g  糖質:7.6g)
  • ビタミンB1:0.39mg
  • ビタミンB2:0.16mg
  • ナイアシン(B3):2.7mg
  • パントテン酸(B5):0.63mg
  • 葉酸:76㎍
  • ビタミンK:27㎍
  • カルシウム:23mg
  • リン:120mg
  • 鉄分:1.7mg
  • マグネシウム:37mg
  • カリウム:340mg

*七訂日本食品標準成分表より

いかがですか?

1粒あたりは小さなグリーンピースですが、こんなにたくさんの栄養成分が含まれているなんて驚きですね。

えんどう豆の主な栄養成分の効能

えんどう豆(グリンピース)は、主に4つの栄養成分「ビタミンB群」「β-カロテン」「ミネラル類」「食物繊維」が含まれています。

4つの栄養成分の効能についてご紹介します。

ビタミンB群

グリーンピースには、ビタミンB群が多く含まれています。

  • ビタミンB1
    は、炭水化物(糖質)の代謝をたすけてエネルギーをつくり出し疲労回復に役立ちます。
  • ビタミンB2
    三大栄養素である炭水化物(糖質)、脂質、たんぱく質を体内でエネルギーに変える代謝を支える重要な働き持っています。また、細胞の新陳代謝を促進し、皮膚や粘膜の機能維持や成長にも関わりますので、美肌効果も期待できますよ。
  • ビタミンB5
    パントテン酸は、動脈硬化を予防しストレスをやわらげる働きがあります。
  • 葉酸
    緑色の葉に多く含まれるビタミンである葉酸は、細胞増殖が盛んな胎児の正常な発育のために必要な成分としても注目されていますね。また貧血も予防します。

その他にも、脳神経を正常に働かせるナイアシン(B3)や、骨粗しょう症を防いでくれるビタミンKも含まれています。

β-カロテン

機能性のある栄養としてカロテノイドの一種のβ-カロテンには強力な抗酸化作用があり、動脈硬化やがんの発生などの予防を期待できます。

また、その一部は、目に良いと言われるビタミンAとして働いてくれることから、ドライアイの予防にも。

ミネラル類

グリーンピースには、ミネラル類も豊富、特に鉄分を多く含む野菜として上位にあがっています。

女性に多い貧血の多くは、鉄分不足が原因と言われていますので、グリーンピースを食べることで、貧血改善や予防に繋がりますね。

さらに、利尿作用のあるカリウムも多く含まれていますので、ナトリウム(塩分)の排出を促し、高血圧の予防に役立ちます。

また、骨や歯を構成するのに欠かせないミネラルである、カルシウムやリン、マグネシウムも含まれています。

食物繊維

グリーンピースには、食物繊維が豊富に含まれています。

食物繊維は、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2つに分けられますが、グリーンピースに含まれている食物繊維は不溶性食物繊維。

この不溶性食物繊維は消化されずに腸まですすむので、便の排泄を促す働きをするため便秘が解消されますよ!

同時に、不要な腸内細菌や老廃物や発がん性物質を体外に排出する働きもあるため、がんの抑制効果も期待できますし、腸の働きを活性化させる善玉菌を増やし、腸内環境を整えてくれるのです。

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カロリーや糖質、ダイエットの効能効果は?

上記のように、多くの栄養成分を含むグリーンピースですが、実はダイエットにも効果があると言われています!

ダイエットに関連するカロリー等と共に、どのような効能があるのか見ていきましょう。

カロリーと糖質

グリーンピース100gあたりのカロリーは、93 kcal。

一見、高くない数値のようですが、野菜の中では高い部類に入るようです。

とはいえ、グリーンピースを一気に100g食べることは、あまりないと思われますから、カロリーに関しては、そこまで神経質になる必要はなさそうですね。

では、グリーンピースの糖質はどうでしょうか?

グリーンピースの糖質は7.6gとなり、これも野菜の中では高いと言えます。

よって、糖質ダイエットや糖質制限中の方には向かないと思われますし、やはり一度に大量に食べる際には注意してくださいね。

同じ豆類の「枝豆はカロリーが低く、糖質が高め」になっていますので、覚えておいてくださいね!

【関連記事】らっきょう漬けの栄養や効能|糖質やカロリーなどダイエット効果は?

えんどう豆のダイエット効果

カロリーも糖質も、それほどダイエットに適しているとは言えないグリーンピースですが、実は、上にも書いた豊富に含まれる『食物繊維』が、ダイエットの強い味方になってくれるのです!

グリーンピースの食物繊維は、数ある野菜の中でもトップクラスと言われていて、100グラム中7.7gが食物繊維となっています。

ちなみに、レタスMサイズ1玉(可食部490g)に含まれる食物繊維総量は5.4gですから、比べてみると、その差は歴然ですね!

女性のダイエットにおすすめ

この不溶性食物繊維によって便秘が解消され、同時に腸内の老廃物が排出されデトックス効果が得られ、さらにカリウムの働きでむくみの解消も期待できますし、ダイエットだけではなく、美肌効果も期待できるのです!

また、不溶性食物繊維を含む食品は噛みごたえのある食材が多いのも特徴です。

グリーンピースを、ゆっくりと味わって噛むことによって、ダイエットの大敵である『早食い』によって起こる食べ物の過剰摂取を抑えることも可能です。

食物繊維が多いものは消化に時間がかかるため、腹もちがよく、お腹が空かないので、余計な間食を防ぐことができるというメリットもあります。

このように、グリーンピースを摂取することで、ダイエットを目指している女性にとっては嬉しい効果がたくさんありますね。

不溶性食物繊維は、吸収のためにも十分に噛んでから食べた方が良いのですが、グリーンピースはその形状から、あまり噛まずに丸のみしてしまうこともありますので、意識して、よく噛んで食べることをおすすめします。

【関連記事】えんどう豆の基本の茹で方|美味しい旬の時期と塩加減や調理法も!

さいごに

1粒1粒が、小さなえんどう豆(グリーンピース)ですが、その中には、体に良い栄養成分が詰まっていて、生活習慣病の予防などに大変役立ちます。

グリーンピースに含まれる数ある栄養成分の中でも、注目すべきなのが、不溶性食物繊維です。

腸まで届く不溶性食物繊維は、グリーンピースを摂取することで便秘の解消やデトックスが期待されるため、ダイエットに効果があると言われています。

ただし、グリーンピースそのもののカロリーは野菜の中では高めですし、糖質も高いため、ダイエットの際は、食べ過ぎに注意が必要ですよ。

美容と健康のため、日々の食事にグリーンピースを上手に取り入れてみてはいかがでしょうか?

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