お酒は大好きなのですが、特にビールは年間を通してよく飲んでいます。

やはり飲み会などでも、最初の乾杯はビールが定番ですよね!

ですが、ビールにはプリン体が多いから飲み過ぎないようにと聞きますが、それは本当なのでしょうか?

そもそもプリン体って一体何でしょう?

また、発泡酒や第三のビールなら、プリン体は少ないのでしょうか?

飲み会の多い男性は特に、プリン体について正しい知識を身に着け、痛風などの病気にならないように気を付けたいものですね。

今回は、プリン体と、ビールと発泡酒、第三のビールの違いについて、出来るだけわかりやすく解説してみたいと思います。

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プリン体とは何か?

よく、『プリン体』の摂り過ぎは体に良くないという話を聞きますが、そもそも、プリン体とはどんな物質で、人体にはどのような影響があるのでしょうか?

プリン体とは、細胞の核を構成する物質で、主に旨みの成分にあたり、穀物、野菜、肉、魚など、ほとんどの食品に含まれています。

通常、プリン体は体内で分解されて尿酸へと変化し、その後尿や便と一緒に排泄されます。

しかし、尿酸が増えすぎると血中で結晶化してしまい、関節などに沈着し炎症を起こしますが、これが痛風の症状と言われ、激痛が走るとか!

痛風にならないためには、原因となる尿酸の量を抑えるため、プリン体の摂取を適量に抑える必要があるのです。

また、食事によって血糖値が急激に上がると、血糖値を抑えようと多量のインスリンが分泌され、尿酸値上昇の原因となることがありますから、糖質も抑える必要がありますね。

尚、プリン体の摂取制限は『1日あたり400mg』が目安とされています。

食品はプリン体の含有量に応じて、以下の4つに分類されていますので、参考にしていただけたらと思います。

  • プリン体が極めて多い(300mg以上/100g)
    煮干し、鰹節、干し椎茸、鶏レバーなど
  • プリン体が多い(200~300mg/100g)
    豚レバー、牛レバー、大正エビ、マアジの干物、カツオなど
  • プリン体が少ない(50~100mg/100g)
    カリフラワー、貝割れ大根、ブロッコリー、豚ロース、ベーコン、ウナギ、ホタテなど
  • プリン体が極めて少ない(50mg以下/100g)
    白米、もやし、オクラ、そら豆、冷奴、魚ソーセージ、イクラ、チーズなど

以上となりますが、ビールや発泡酒、第三のビールは、『プリン体が極めて多い』や『プリン体が多い』食品に入っていませんね。

では、実際にはプリン体がどのくらい含まれているでしょうか?

その前にビールと発泡酒、第三のビールの違いについて解説してみたいと思います。

ビール、発泡酒、第三のビールの違いをわかりやすく解説

ビールに似た発泡酒や、第三のビールと呼ばれるアルコール飲料がありますが、どう違うのかご存知ですか?

普段、何気なく飲んではいますが、その違いは意外と知られていないのが現状です。

まず、ビールと発泡酒、第三のビールの違い、これらは「酒税法」における酒類の種類・品目という分類の違いによるものがあります。

  • ビール
    麦芽が原料の全体の2/3以上のもので、麦芽や麦、ホップ、米、でんぷん(スターチ)などを原料としたうえで、度数20%未満の発泡性酒類。
    麦芽が多い分、濃いイメージがあり美味しいですよね。価格も高いので、筆者はお祝い事の時や、頑張ったご褒美として飲んでいます。
  • 発泡酒
    麦芽が原料の全体の2/3未満のもので、原料の一部にでも麦芽又は麦を使用した発泡性酒類であれば、他の原料に何を使用していても(ビールとしては使用できない原料を使用している場合でも)発泡酒に分類される。
    また、外国産ビール(例えば、コリアンダーやオレンジピールなどが使われたベルギー産ビール等)は、 その国の法律でビールとされていても、酒税法でビールの原料として認められていない副原料が 使われている日本では『発泡酒』の扱いとなる。
  • 第三のビール(新ジャンルのビール)
    麦芽や麦をまったく用いないで、穀類などを原料としてつくられたものは『その他の醸造酒』に分類される。
    また、従来の発泡酒に麦由来のスピリッツや蒸溜酒などを加えた製品は『リキュール』に分類される。
    第三のビールは価格もお手頃ですが、麦芽が少ない分、個人的にはビール本来の味とは違う感じがします。しかも、筆者は第三のビールを飲むと、なぜは悪酔いしてしまいます。

いかがですか?

わかりやすく言えば、原材料に何を使うかで酒税が決まっているため、それを区別するためにビールや発泡酒、第三のビールと呼び方を決めて分類しているわけですね。

材料が違う訳ですから、もちろん、含まれるプリン体の量も変わってくることになります。

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プリン体が多いのは、ビール、発泡酒、第三のビールのどれ?

それでは、ビール、発泡酒、第三のビールには、それぞれのどれだけのプリン体が含まれているのでしょうか?

同時に、カロリーと糖質の量も調べてみました!(各社HPより。すべて100mlあたり)

〇ビール

  • 『アサヒスーパードライ』
    材料:麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ
    カロリー:42kcal
    糖質:3g
    プリン体:5~6mg(自社測定)
  • 『キリン一番搾り生ビール』
    材料:麦芽、ホップ
    カロリー:41 kcal
    糖質:2.7g
    プリン体:7.8㎎
  • 『ザ・プレミアム・モルツ』
    材料:麦芽、ホップ
    カロリー:47kcal
    糖質:3.8g
    プリン体:約9.5mg
  • 『サッポロ生ビール黒ラベル』
    材料:麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ
    カロリー:40kcal
    プリン体:約7.5mg

〇発泡酒

  • 『アサヒスタイルフリー』
    材料:麦芽、ホップ、糖類、カラメル色素、酵母エキス、大豆たんぱく
    カロリー:24kcal
    糖質:0g
    プリン体:3.6mg(自社測定)
  • 『淡麗 極上<生>』
    材料:麦芽、ホップ、大麦、コーン、糖類
    カロリー:45 kcal
    糖質:3.2g
    プリン体: 3.8㎎
  • 『サッポロ 北海道生搾り』
    材料:麦芽、ホップ、大麦、糖類 ※北海道産大麦麦芽使用、富良野産ホップ一部使用
    カロリー:44kcal
    プリン体:2~5mg

〇第三のビール

  • 『クリア アサヒ』
    材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、コーン、スターチ)、スピリッツ(大麦)
    カロリー:45kcal
    糖質:3.2g
    プリン体:4.4g(自社測定)
  • 『キリン のどごし<生>』
    材料:ホップ、糖類、大豆たんぱく、酵母エキス
    カロリー:37 kcal
    糖質:2.6g
    プリン体:2.0㎎
  • 『金麦』
    材料:発泡酒(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)、炭酸ガス含有
    カロリー:43kcal
    糖質:3.2g
    プリン体:約3.5mg
  • 『サッポロ 麦とホップ<黒>』
    材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦)、スピリッツ(大麦)
    カロリー:48kcal
    糖質:4.2g
    プリン体:約10mg

実は、ビールに含まれるプリン体は、他の種類の食品に比べてそう多くはないことが分かります。

ビールに含まれるプリン体は多くはありませんが、『酒類の中ではプリン体が高い』のです。

他のお酒のプリン体の含有量は、焼酎0.03mg、ウイスキー0.12mg、ブランデー0.38mg、日本酒1.21mg、ワイン0.39mg(いずれも100mlあたり)となります。

全体的に、酒類のプリン体含有量は多くないようです。

ビールやお酒が好きな方は、少し安心されたのではないでしょうか?

そんなビールや発泡酒、第三のビールの中では、麦芽とホップが使われているビールのプリン体が多めになっているようですが、同じビールでも、米やコーンが使われた場合は、プリン体が少しだけ少なくなっているようですね。

発泡酒と第三のビールについては、プリン体の量は様々のようです。

酒類の中ではプリン体が多いビールや発泡酒、第三のビールですが、食品の中ではプリン体が少ない食品に分類されます。

ですが、気をつけたいのは飲む量となります。

アルコール度数の少ないビールは、比較的、量が多くなりがちですよね?

いくら、プリン体含有量が多くないとはいえ、大量に飲んでしまえばプリン体摂取量は増えてしまいます。

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ビールは500ml程度なら尿酸値を上昇させることはあまりないようですが、やはり飲み過ぎは禁物です。

これは、ビールに限らず、他のアルコールも同様ですので、気をつけたいですね。

尿酸値が気になる方は、飲酒は適度に抑えることが大切かもしれませんね!

さいごに

今回は、プリン体が多いと言われるビールについて、各社が提供しているプリン体の含有量を比較してわかりやすく解説しました。発泡酒や第三のビールの違いがスッキリとクリアになっていただけたのなら幸いです。

プリン体とは、食品に含まれる旨味の成分ですが、体内で分解されると尿酸という物質になり、通常であればそのまま体外に排出されます。

しかし、尿酸が増えすぎてしまうと結晶化してしまい、痛風などの病気の原因となってしまうようです。

痛風などの病気にならない為には、プリン体の摂取を控えるのが一番です。

そこで今回は、プリン体が多いと言われるビールについて、発泡酒や第三のビールの違いについてご紹介してきました。

意外と知られていないようですので、出来るだけわかりやすく解説するとともに、各社が提供しているプリン体の含有量を調べてみました。

ビール、発泡酒、第三のビールの中で、プリン体が多いのは麦芽やホップを使用したものでしたね。

しかし一方で、ビールや発泡酒、第三のビールは、プリン体の含有量が多くないことがわかりました。

ただし、それは、あくまでも食品全般の中でのことであって、酒類の中では、ビールや発泡酒、第三のビールに含まれるプリン体は多いようです。

このため、ビールや発泡酒、第三のビールをはじめ、アルコールなら何でも飲み過ぎには気をつけたいところですね。

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