おひな祭りの時期に欠かせない、春を代表するお菓子の一つが桜餅。
そんな桜餅を、”もち米”や”道明寺粉”を使って簡単に手作りできる方法をご紹介します。
桜餅には2種類あるようですが、カロリーが高いのは、果たしてどちらなのか?も調べてみました!
甘いものを食べたいけど、ダイエットも気にしている人は注意して食べてくださいね。
[char no=7 char="にゃー"]パパやママには気になる話題だにゃー[/char]
美味しい桜餅をご自宅で作る方法をどうぞ。
お好きなところからどうぞ
桜餅の関西風と関東風の違いとは?
春に食べたい美味しい和菓子の桜餅。そんな桜餅には、色々な種類があることをご存知でしたか?
大きく分けると、桜餅は2種類に分かれます。
『道明寺』は関西風、上方風桜餅
これは、関西風、上方風とも呼ばれるように、関西以西で作られている桜餅の別名です。
名前の通り、道明寺粉が使われた物で、道明寺粉を蒸した物にあんこを包んだもので、全国的にはこちらの桜餅の方が一般的なようですね。
『長命寺』は関東風、江戸風の桜餅
こちらの長命寺桜餅は、関東風、江戸風と呼ばれ、小麦粉などで作った薄く焼いた生地であんこが巻かれています。
また、この2つ以外にも、団子や餅であんこ包み桜の葉を巻いた物も『桜餅』と呼ばれることもあるようです。
道明寺と長命寺、見た目がまったく違う二つの桜餅ですが、両方とも塩漬けの桜の葉にくるまれていて美味しいのは確かですよ!
機会があれば、食べ比べてみるのも楽しそうですね。
[char no=10 char="ジジとババ"]関東風・関西風だけじゃなく、地域によって色々な種類の桜餅があるんじゃよ[/char]
桜餅の作り方・もち米で簡単に!
もち米で作る本格的な道明寺桜餅も、炊飯器を使えば簡単にできますよ。
もち米で作る道明寺桜餅の材料と作り方をご紹介します。
材料(10個)
- もち米:1合
- 食紅(赤):少々
- 砂糖:大さじ1
- 塩:ひとつまみ
好みのあんこ:150g(粒あんでもこしあんでもどちらでも。お好みで増減してください)
桜の葉の塩漬け:10枚
*桜の葉の塩漬けは、製菓店などで販売しています。最近はネットでも買えますね。
作り方
- 桜の葉を水(分量外)に10分浸して塩抜きします。時間厳守!塩抜きをし過ぎると塩味が無くなっておいしさが半減します。(製品によって違うので、桜の葉のパッケージなどを参照してください)
- 小皿に食紅をつま楊枝の先で2回落とし、小さじ1の水(分量外)で溶いておきます。
- もち米をとぎ、炊飯器の『おこわ(赤飯)』モードの目盛りの水加減にして3時間ほど置きます。(指でつぶし、米が砕けたらOK)この時、食紅も加えて、お好みの色にしておきます。
- あんこを10等分し、丸めておきます。
- 『おこわ(赤飯)』モードで炊飯し、炊きあがった内釜を取り出して、砂糖と塩を混ぜ、へらでご飯粒をつぶすようにすり混ぜます。
- ③を10等分し軽く丸めておきます。
- ラップ上に⑥の生地を丸く広げ、中央にあんこを置き、ラップごと生地であんこを包み込むようにまとめます。
- 桜の葉を巻いて出来上がり。
桜餅の作り方・道明寺粉で簡単に!
市販の道明寺粉と電子レンジで作る、簡単な道明寺桜餅のレシピです。
道明寺粉で作る桜餅の材料と作り方をご紹介します。
材料(10個)
- 道明寺粉:150g
- 食紅(赤):少々
- 好みのあんこ:150g(粒あんでもこしあんでもどちらでも。お好みで増減してください)
- 水:300cc
- 三温糖または砂糖:大さじ1
- 桜の葉の塩漬け:10枚
*道明寺粉、桜の葉の塩漬けは、製菓店などで販売しています。最近はネットでも買えますね。
作り方
- 桜の葉を水(分量外)に10分浸して塩抜きします。時間厳守!塩抜きをし過ぎると塩味が無くなっておいしさが半減します。(製品によって違うので、桜の葉のパッケージなどを参照してください)
- 小皿に食紅をつま楊枝の先で2回落とし、小さじ1の水(分量外)で溶いておきます。
- 耐熱ボウルに水300ccを入れて600Wの電子レンジでラップをかけずに1分半加熱するします。
- ③に三温糖と②を入れて、お好みの色になったら道明寺粉を入れ、色むらにならないよう混ぜます。(食紅は色を見ながら、入れる量を加減してください)
- あんこは、10等分して丸めておきます。
- ④にふんわりとラップをかけて600Wの電子レンジで6分加熱後、ラップを取らずに10分間そのまま蒸らします。
- ふっくらと蒸し上がったら、全体を木杓子で混ぜて軽く粘りを出し、10等分します。
- ラップ上に➆の生地を丸く広げ、中央にあんこを置き、ラップごと生地であんこを包み込むようにまとめます。
- 桜の葉を巻いて出来上がり。
桜餅の作り方・関東風桜餅も簡単に!
クレープのように可愛い、関東風の長命寺桜餅もフライパンで簡単に作りましょう。
関東風桜餅(長命寺)の材料と作り方をご紹介します。
材料(10個)
- 薄力粉:100g
- 白玉粉:大さじ2
- 食紅(赤):少々
- 砂糖:大さじ2
- 水:250cc
お好みのあんこ:150g(粒あんでもこしあんでもどちらでも。お好みで増減してください)
(生クリーム、カスタードクリームなど)
桜の葉の塩漬け:10枚
*桜の葉の塩漬けは、製菓店などで販売しています。最近はネットでも買えますね。
作り方
- 桜の葉を水(分量外)に10分浸して塩抜きします。時間厳守!塩抜きをし過ぎると塩味が無くなっておいしさが半減します。(製品によって違うので、桜の葉のパッケージなどを参照してください)
- 小皿に食紅をつま楊枝の先で2回落とし、小さじ1の水(分量外)で溶いておきます。
- 白玉粉と水と砂糖と①の食紅を混ぜておきます。(食紅は色を見ながら入れる量を加減してください)
- ①に薄力粉を加え、なめらかになるまで混ぜ、時間があれば20~30分休ませます。
- あんこを10等分にして俵型に丸めておきます。
- 油(分量外)を薄くひいたフライパンを熱し、一度ぬれ布巾などにおろして【2】の生地を大さじ杯ずつ薄い楕円形に広げ、弱火で表面が乾くまで焼きます。(ひっくり返さなくてOK)
- ③が冷めたら丸めた餡をくるりと巻いて、さらに桜の葉で巻きます。
- 生地が余ったら、生クリームやカスタードクリームなどを巻いてクレープ風でもいただけますよ。
桜餅カロリーが高いのはどっち?
さて、上でも書きましたが、桜餅には関西風の道明寺と関東風の長命寺の2種類がありますが、気になるカロリーはどちらが高いが調べて見ました。
- 道明寺1個(約50㌘桜葉含む)は、100kcal
- 長命寺1個(約50㌘桜葉含む)は、119kcal
(どちらも、栄養分析表示は五訂増補日本食品標準成分表に基づく計算値です。今回は、一個あたり約50gとしてみましたが、大きさやあんこの量などで変わりますのでご注意ください)
[char no=8 char="パパ"]道明寺の方が、少しだけカロリーが低いようですね。[/char]
皮が薄く、あんこが多い分、長命寺の方が高カロリーという結果になりました。
ですが、市販のショートケーキなどの洋菓子などと比べれば、脂質も少ない和菓子は、やはりヘルシーと言えるのではないでしょうか?
おやつにするなら、桜餅1個と日本茶がちょうど良いかもしれませんね!
さいごに
桜餅の作り方で、もち米や道明寺粉を使って、自宅で簡単に手作りする方法をお届けしました。
桜餅には、道明寺と長命寺という、見た目も材料も違う2種類がありますが、どちらも作り方は似ていて、ご紹介したように自宅で簡単に作ることができます。
「道明寺桜餅」と「長命寺桜餅」も似ていますが、カロリーは若干ですが、「長命寺桜餅」の方が高いようです。
しかし、総じて和菓子は洋菓子に比べるとカロリーは低めなので、ダイエットなどを気にしている人には、どちらの桜餅もおすすめです。
また、同じ季節物の和菓子の、おはぎも自宅で簡単に作れますので、楽しんでみてはどうでしょうか?
ぜひ、自宅で作りたての美味しい桜餅をお楽しみください。