先日、息子たちとよく遊びに行く公園の遊具が閉鎖されていました。

巨大なアスレチックの遊具で、子供たちも大好き。大人も一緒に遊べるので、その日も楽しみに家族で公園へ出かけました。

しかし、アスレチックの遊具はロープで囲まれて”使用禁止”の立て札が立てられています。

遊具が閉鎖された理由を聞いてみると、どうやらその遊具で事故が起こってしまったようでした。

確かに、週末の公園は子供たちでごった返していて、いつ事故(怪我)が起こってもいいような状況です。

そんな時に、1分1秒を争う119番通報。

今回は、とっさの事故でスマホや携帯電話から通報する場合に便利なGPS機能についてご紹介したいと思います。

GPS機能が有効になっていれば、自動的に場所・位置情報を特定してくれますから、自分のいる住所がわからなくても安心ですよね。

その為にも、GPS機能の設定方法も覚えておきたいものです。

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119番通報はスマホや携帯電話からのGPSで自動的に場所・位置情報を特定!

外出先での、とっさの事故にあった場合や、事故を目撃してけが人が出ている、火事を発見した。など、そうそうあることではないですが、絶対に無いとは言い切れるものではありません。

そんな時に、119番通報するのに便利なのがスマホや携帯電話です!

最近では、持っていない人の方が少なくなりましたから、いざという時に電話が見つからない!ということもなくなりましたよね。

ですが、電話があっても、自分のいる場所の住所がわからないと言うことは多々あると思われます。

知っていても、緊急時にはそれを思い出せないことも想定できます。

そんな時に、とても効果的なのが、GPS(全地球測位システム)機能です。

GPS機能とは?(全地球測位システム)

GPS機能が有効(ON)になっていれば、『緊急通報位置情報通知システム』によって、通報者の位置が自動的に消防指令センターに通知され、指令装置の地図上におおよその位置が表示される仕組みになっています。

このシステムがあれば、知らない場所で住所がわからない場合の通報でも音声通話とあわせる事によって、通報場所の特定が可能となります。

そうすると、救急車や消防車が出動する時間を大幅に短縮することが可能となるのです。

位置特定の誤差は、数メートルから数十メートル程度ということで、近くまで行けば目視での確認が容易になりますよね。

では、GPS機能を無効(OFF)にしていた場合はどうでしょう?

実は、この場合でも、通報を受信したアンテナ(基地局)の位置からおおよその位置が算出され通知されますが、誤差が生じてしまいます。

この誤差は、近隣の基地局数にもよりますが、3基以上の基地局から位置を算出した場合で数十メートルから数百メートル、単独の基地局からの算出であれば数百メートルから50キロメートルほどと言われています。

やはり、GPS機能があるとないとでは、大きな差が生じ、それが緊急車両到着の遅れに繋がってしまいます。

119番通報時には、GPS機能を有効にしておきたいものです。

GPS機能(全地球測位システム)使用時の注意点

ただし、GPS機能を有効にしていても位置特定は万能ではありませんから、状況によっては、位置の特定がされにくい場合があります。

まず、発信時に「184」(発信者番号非通知)を付加して通報した場合は、GPS機能が有効になっていても情報は通知されません。

ただし、生命・身体等に危険があると認められ、位置情報の特定に時間を要すると判断した場合は強制的に情報を取得することが可能となっています。

また、GPS機能は、屋内では正確な位置情報が取得できにくいとされています。壁などの障害物のない場所など、いったん屋外に出てから通報すると良いでしょう。

119番通報でスマホや携帯電話にGPSがついていない場合は自動販売機を探す!

住所がわからない外出先で119番通報したが、スマホや携帯電話にGPS機能がついていない。

または、GPS機能を無効のままで通報したため、消防本部の通信指令室で詳しい位置情報が掴めない場合はどうしたら良いでしょう?

そんな時は、焦らずに近隣の建物や電柱、自動販売機を探してください。

建物や電柱には、住所が表示されている場合があります。

また、自動販売機には、各メーカー規定によって設置住所を記載したステッカーの貼り付けを義務化していますから、それを見れば住所を知ることができるのです。

筆者も子供たちと色々な場所へ出かけますが、この3つの場所は常に意識するようにしていますよ。

  • 公共の建物
  • 電柱
  • 自動販売機

そして緊急通報時は、平常の時とは違い気が動転する場合が多いようです。

なじみのない場所では尚更ですが、落ちついて慌てずに、まずはオペレーターの指示に従うことを心がけましょう!

119番通報はスマホや携帯電話のGPS?固定電話が良い?

外出先で119番通報する際に便利なGPS機能ですが、もし、通報場所が自宅や、屋外でもすぐ近くに公衆電話などの固定電話ある場合は、スマホや携帯電話ではなく固定電話を使うことをおススメします。

これは、家や公衆電話などの固定電話とスマホや携帯電話では、同じ場所から119番通報をしても、最初に繋がる場所が違う為です。

固定電話での通報は、基本的に電話がある地域を管轄する消防本部の通信指令室に繋がりますし、自宅なら住所はわかりますし、公衆電話にはそこの住所が表示されていますから位置の特定が容易となります。

ですが、スマホや携帯電話は電波を利用していますので、通報した場所を管轄する消防本部の通信指令室に繋がるという保証がありません。

別の管轄に繋がってしまうと、正しい管轄へ119番を転送するため、その分が時間のロスとなってしまいます。

しかし、最近では、スマホや携帯電話で通報した場所を管轄する消防本部の通信指令室に繋がる工事が都道府県単位で進み、早いところでは完了しています。

とはいえ、電波が管轄外のアンテナに繋がってしまう可能性もゼロではありませんから注意が必要です。

このようなことから、スマホや携帯電話と固定電話、両方があるならば、極力、固定電話を使う方が安心ですね。

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119番通報はスマホや携帯電話からのGPSの設定方法は?

さて、緊急通報時に大変有効なGPS機能ですが、実はこの機能を有効(ON)にすると電池の消耗が激しいようです。

2016年から大流行している『ポケモンGO』で、実際に経験した方も多いのではないでしょうか?(筆者の長男も熱中していました。笑)

ですが、こういったGPS機能を活用したことのない人は、自分のスマホや携帯電話のGPS機能の設定がどうなっているのか、そもそも、GPS機能が付いているのかも知らないという方もいらっしゃるかもしれませんね。

そこで一度、ご自身のスマホや携帯電話のGPS機能の設定を確認することをおすすめします。

まず、お持ちのスマホや携帯電話が、『緊急通報位置情報通知システム』に対応している機種なのかをご利用の携帯会社で確認してください。

対象となる機種は、『第3世代(GPS測位対応機種)』以降のものとなります。

対象の機種であれば、GPS機能を設定する画面がありますので、そちらで確認できますよ。

機種によって違いますが、メニューの中に、地図、地図・GPS設定、位置提供設定、位置提供offなど、または似たような機能の名前があれば、それらを押してみてください。

メニュー内にそれらの文字が見当たらなければ、設定画面なども確認してみてくださいね。

簡単に、GPS機能のON・OFFができますから、いざという時に慌てないように把握しておくと良いですね。

さいごに

119番通報をスマホや携帯電話からした際、GPS機能が有効になっていれば、『緊急通報位置情報通知システム』で少ない誤差で自動的に場所・位置情報を特定が可能となります。

自分の場所や位置情報が正確に伝わりやすくなるため、緊急車両がスムーズに手配できるようになるようです。

逆にGPS機能が無効のままだと位置特定に誤差が生じてしまうので、119番通報時にはGPS機能を有効にして通報したいです。

設定方法は簡単ですから、日頃からぜひ設定しておきましょう。筆者も自分の子供たちはもちろんですが、周りで遊んでいる子供たちのためにも設定していますよ。

人命などに影響がある緊急通報は、1秒でも早く、状況や場所などを伝えたいものです。

人は緊急時に慌ててしまうものですから、それを少しでもカバーできるよう、心がけておきたいものですね!

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