小学校入学準備の勉強は、子供のやる気を大きく引き出すチャンスです!
これから学校で本格的な勉強に取り組む子どもにとって、親に褒めてもらい、認めてもらえることは勉強をするやる気につながります。
小学校入学準備の勉強は、知識を詰め込むというよりは、どちらかというと”子どものやる気を引き出す事”を意識しましょう。
4月から小学校に通う子供が「勉強って楽しい!」と、新1年生のスタートをきれるように、褒め方のポイントをご紹介します。
お好きなところからどうぞ
小学校入学準備の勉強:とにかくたくさん褒める
「できたから褒める」ではなく、「褒めるからできる」と考え、たとえ小さな事でも、たくさん褒めてあげましょう。
子供の勉強のやる気を上げる一つ目のポイントは、「全部できてから褒める」のではなく、「やろうとした」時に、まず褒めることです。例えば自分から勉強をすると机に向かった時にたくさん褒めると、子供は嬉しくなり「もっとやりたい!」という気持ちになります。
さらに勉強中や終わった後にも「すごい!」「頑張ったね」と、声をかけてあげることで「親に勉強を認めてもらった」という充実感につながります。
なかなか自分から勉強を始めない子供さんであれば、最初は絵本やお絵かきなどでも机に向かったら、褒めてあげるといいですね。我が家では「塗り絵」を勉強きっかけとして使いましたよ。
小学校入学準備の勉強:まず「できている」ところを褒める
間違いが気になっても、まずは「できているところ」を褒めてあげましょう。
私たち親が答え合わせをするときは、どうしても間違いが気になってしまいますが、間違いは”できているところを褒めた後”に、さらりと伝えましょう。
いきなりできていないところを注意し、否定から入ると子どものやる気がダウンしてしまいます。まずは出来ているところに注目し、褒めてやることでやる気を引き出せます。
子供にとって親に「まるつけ」をしてもらう事は、勉強の達成感につながります。子どものやる気を上手に引き出すには、まるつけで否定的な言葉を使わないことです。否定的な言葉を使ってしまうと子供が心を閉ざしてしまい、この後の親の言葉があまり心に響かなくなってしまいます。
「全部解けて、偉かったね。ここだけ惜しい!」
「きちんと勉強できて、偉かったね!ここは違っていたよ、見直そうか。」
まず、出来ているところを褒めて、その後にさらりと間違いを指摘してあげましょう。
小学校入学準備の勉強:「成長したこと」を褒める
子供の「成長したこと」を、意識的に褒めましょう。子供が自分で成長を実感できる褒め方は、大きなやる気につながります。
「年中さんの時よりもを上手に書けるようになったね。」など、具体的に出来た事を褒めることに加え、あなたが気づいた子供の成長を褒めることも、とても効果的です。
子ども自身が気づいていない成長を認め、褒めることで「自分は成長している」「それを親は認めてくれている」と言う大きな達成感を得られ、それが次のやる気につながります。
小学校入学後1年生からの褒め方
小学校入学準備期間が終わり、新1年生になったら、テストや通知表の点数だけでなく、「がんばったプロセス」を褒めてあげましょう。そうすることで、子供のやる気を引き出せます。
結果(点数)だけを褒めると・・
幼稚園や保育園と違って、結果が点数として出る小学校の勉強は、どうしても結果(点数)に注目しがちになります。しかし、あまり結果ばかりに注目していると、子供は悪い結果の時は誉めてもらえず「いい点数が取れない自分はダメなんだ」「頑張っても無駄だ」とやる気や自信を失ってしまうことがあります。あまり結果にとらわれすぎず、「がんばったプロセス」を誉めてあげるようにしましょう。
がんばったプロセスまで誉める
小学校のテストなどの結果は、いつも良いとは限りません。しかし、子供が頑張ったプロセスは子供にとって必ずプラスになります。たとえテストの点数が悪くても、子供が頑張ったプロセスをしっかり褒めてあげることで「次こそ頑張ろう!」というやる気につながります。
まとめと感想
小学校入学準備の勉強は子供のやる気を引き出す親の褒め方が大事!についてご紹介してきました。
自分が子供の時って、こんなに勉強の事を考えた記憶はありませんが、いざ自分の子供のこととなると一生懸命考えてしまいますね。しかし親の間違った情熱が、逆に子どものやる気を低下させていては意味がありません。
”やる気”というのは、何をするにも必要ですよね。特に小学生の子供にとっては一番大事な事では無いでしょうか?ぜひ今回ご紹介したポイントに注意して、小学校入学準備の勉強に活かしてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。