2019年2月4日、米軍の辺野古基地移設の是非をめぐる沖縄県民投票がおこなわれます。
当初は投票に参加しない市町村が出てきたものの、県条例の改正により、無事に沖縄県民が投票できるようになりました。
そこで、投票結果の予想(当日は速報)や投票率、そして最も重要な米軍辺野古基地移設への影響について書いていきます。
2.24沖縄県民投票の結果予想!
2.24沖縄県民投票で投票できるのは、辺野古基地移設へ
- 賛成
- 反対
- どちらでもない
の3択です。
当日結果速報したいと思いますが、おそらく結果は「1.反対」が多数で、「2.賛成」「3.どちらでもない」は残りの半々くらいかと思います。
今回の県民投票では「1.反対」がどのくらいの得票率になるかがポイントだと思っています。
2018年におこなわれた沖縄県知事選挙では、米軍辺野古基地移設へ反対していた玉城デニー氏が55.1%の得票率、米軍基地移設への明言を避けた佐喜眞氏が43.9%の得票率でした。
沖縄県知事選挙では、選挙の焦点が
- 沖縄県の経済問題
- 子育てや住環境
- 教育や福祉
など複数あったため、得票率がバラけたと思いますが、今回の県民投票ではストレートに米軍辺野古基地移設への意思が反映されるので、どんな結果になるのか楽しみにしています。
2018年の県知事選挙の時よりも差が開いて、おそらく反対は55.1%以上、賛成は43%を大きく下回ると予想しています。
2.24沖縄県民投票の投票率は?
2018年の沖縄県知事選挙の結果を受けて(2014年に翁長氏が圧勝した経緯も含めて)、県民投票したら反対が多数なのは当たり前だろうという感覚は、沖縄県民の中にあると思います。
この時点ですでに出来レース的な部分もありますが、今回何よりも大切なのは得票率だと思っています。
もし得票率が低ければ、政府からは冷たい視線が向けられる事は間違いありません。
賛成反対どちらにしろ、投票率100%で結果を示せば、かなりインパクトが残せるのではないでしょうか?
どうせ反対多数だろう・・という思いを捨てて、県民1人1人が投票行動で自分の意思を示す必要があります。
米軍辺野古基地移設への影響は?
しかし結局、県民投票がおこなわれたとて、結局は米軍辺野古基地移設計画はこのまま進んでいくものと思われます。
どんなに反対多数の結果となったとしても、日本政府が沖縄県民投票の結果を反映することはない可能性が高いです。
ただ沖縄県民としては、基地問題に対して意思を示し続けるしか方法はなく、せめてもの救いは県知事の玉城デニー氏が公約を破ることがない信頼できる県知事であるという事です。
前前県知事の仲井真氏のように、辺野古基地移設へ反対しておきながら、土壇場で移設を容認した沖縄の黒歴史を繰り返さないことが大事です。
当然の事ですが、せめて沖縄県内だけでも沖縄県民の意思がしっかりと反映される政治家が支持されて欲しいと思います。
[char no="16" char="はじめパパ"]考え方の違いは仕方のない事ですが、約束を破るのはルール違反です![/char]
とことん選挙結果が反映されない沖縄の基地問題
2.24沖縄県民投票の結果予想や投票率、米軍辺野古基地移設への影響について書いてみましたが、どうでしたか?
当日は必ず県民投票へ行きますし、投票結果についても掲載していこうと考えています。
今後、沖縄県民投票の影響がどのくらいあるか分かりませんが、ボク個人的には
国防が国家の課題であれば「全国で米軍の辺野古基地移設問題の是非を問う国民投票をしてはどうか?」とさえ思っています。
結果がちょっと怖い気もしますが、国民投票で賛成反対の意思が示されれば、さすがに政府も無視できない結末になると思います。
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