寒い冬の朝は、布団から出るのが一苦労ですね!
ついつい、「あと5分…」などと思って、慌てて飛び起きる、なんてこともあるのではないでしょうか?
忙しい朝に寝坊をしてしまうと、学校や仕事に遅れてしまいます。
こどもを起こすのって本当に大変!!何かいい方法ってないのかしら?ママ
そこで、普段は平気なのに、冬の朝に起きれない場合の改善方法をご紹介します。
また、あまりにも起きれない人が悩む病気の可能性や、その場合の病院や薬の必要性についてもご紹介します。
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冬の朝、起きれない原因は?
普段の朝は、わりときちんと起きられるのに、冬だけはダメ…という方は多いのはないでしょうか?
冬は寒いから、ちょっとだけ怠け根性が出ているだけで気合を入れれば大丈夫!という考えもあるかもしれませんが、それでもやっぱり、冬の朝は辛いですよね!
冬の朝は、なぜ起きれないのかには、ちゃんとした理由があるのです!
体内時計のリセットが必要
もともと、人間の眠りは冬になると、他の季節に比べて長くなる傾向があると言われています。
これは、人間の24時間のリズムをつかさどる『体内時計』のちょっとした乱れが原因。
『体内時計』は、朝日を浴びることでリセットされ、一定のリズムを刻むのですが、冬は日の出が遅く、また日の光も弱いため、リセットがうまくできず、1日のリズムにずれが生じるのです。
そうなると、朝になっても体温がうまく上がらず、気温の低さも合わさって、体も脳も目覚めにくくなってしまうと考えられます。
では、『体内時計』を通常と同じリズムにするには、どうしたら良いか?
次は、それについてご紹介しますね!
改善する方法・効果的な方法は?
『体内時計』を正しくリセットする効果的な方法ですが、まず、良い眠りにつくことが重要です!
そこで、眠りにつく前にできる方法をご紹介します。
就寝前にやると効果的な方法
就寝前にやると効果的な方法は3つあります。
入浴で身体を温める
良い眠りを誘うには、体を温めるのが一番。
眠る前に温かいお風呂に入り、気持ちをリラックスさせると共に、体の隅々の血行を良くします。
お湯の温度は、高めよりもぬるめが効果的です。くれぐれも湯冷めしないように気を付けてください。
冬の寒い時期だと、身体をポカポカ温めてくれる柚子湯がおすすめです。ただし、柚子湯に入浴する際は注意も必要なので、下の記事を参考にしてくださいね。
【関連記事】柚子湯でヒリヒリ痛い時の対処法や治し方は?裏もものかゆみも要注意
【関連記事】菖蒲湯お風呂のやり方や入り方!由来や効能効果、入浴時期はいつ頃?
スマホやPCを使用しない
パソコンやスマホの光は、良質な睡眠の妨げになると言われているので、寝る前は控えましょう。
最低でも睡眠1時間前から使用は控え、ベッドの中では使用しないようにしましょう。
暖房のタイマーをセット
さらに、起床時間の30分ほど前に暖房のスイッチが入るようセットできると、部屋が暖かく、布団から出やすくなります。
暖かい布団の中から、冷えた室内へ出る温度差を少しでも和らげてくれ、布団から出やすくなりますよ。
起床後のにやると効果的な方法
起床後にやると効果的な方法は2つです。
太陽の光を浴びる
朝、目が覚めたら何はともあれ、太陽の光を浴びましょう!
日光を浴びることで、『体内時計』のリセットが促されます。
夜寝る前に、日光が入るようにカーテンを少しだけ開けておくと良いですね。
起床時間によってや、寝室によっては、日光を浴びられない場合は、人工の光でもある程度の効果があるようなので、目が覚めたら照明をつけましょう。
また、寝ている間に体温が下がり、手足が冷えているかもしれません。その場合は、布団の中で構いませんから、手足をもみほぐし、血行を良くしましょう。
手をグーパーと握って開く動きを何度かするだけでも違いますよ!
体が温まれば、自然と体も目覚めます。
これで、すっきりと布団から出られるようになったのではないでしょうか?
コップ1杯の水を飲む
布団から出た後は、まず、コップ1杯の水を飲んでみてください。
水分を補給することで神経が刺激され、脳の目覚めを促します。
冬は、乾燥しているため、知らず知らずのうちに体内の水分が失われていますから、脱水症状の予防にもなりますね。
そして、朝ご飯を食べることで、胃や腸が働き、さらに脳が目覚めますし、健康にも良いですよ。
いかがですか?
たったこれだけで、冬の朝が起きやすくなりますよ!
特別な道具などは必要ないので、ぜひ、試してみてくださいね!
病気かも?病院や薬は必要?
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冬の朝、すっきりと起きれるようになる方法についてご紹介しましたが、それでもやっぱり起きられない!ということもあるかと思います。
その場合は、『体内時計』のリズムの乱れではなく、別の原因があるのかもしれません。
ここでは、睡眠を阻害する病気などの可能性について考えてみたいと思います。
起立性調節障害
まず、1つ目は、自律神経失調が原因となる、『起立性調節障害』が挙げられます。
本来なら午前中にされるはずの交感神経の活性化が、数時間後にずれ込むことから、朝の行動が辛くなってしまうというものです。
朝起きられないだけでなく、血圧の低下や血行不良から立ちくらみやふらつきといった症状が出る場合もあるようです。
改善には、生活習慣の見直しが有効とされています。
睡眠相後退症候群
2つ目は、『睡眠相後退症候群』です。
これは、いわゆる『昼夜逆転』と呼ばれるもので、多くの場合、睡眠のリズムが後ろにずれてしまったことで、夜は眠れずに昼間に眠くなるという症状が見られます。
こうなってしまうと、日中は眠気や頭痛、食欲がないなど体の不調が起こり、日常生活に支障をきたす状態になる場合も。
著しい症状がみられるときは、治療の必要があるかもしれません。
肝臓の疲弊
そして、3つ目は、『肝臓の疲弊』が挙げられます。
肝臓と睡眠、一見、無関係のようですが、肝臓が疲れていると『朝起きれない』ということがあるようです。
食べ過ぎ、飲みすぎ、睡眠不足、ストレスなど、思い当たることがあるようなら、肝臓がSOSを出しているのかもしれませんね。
その場合は、肝臓に良いものを食べたり、アルコールを控えるなどして、生活習慣を見直してみると良いですよ。
以上、『朝起きられない』の原因となりうる病気についてあげてみましたが、これら以外にも別の原因の場合も多々あると思われます。
いずれの場合も、素人判断せずに病院で相談するのが一番ではないでしょうか?
「朝、起きれないくらいで大げさな!」と思われる方もいるかもしれませんが、良質の睡眠がなければ、身体の疲れが取れず、いずれ病気になる可能性が増えることも考えられます。
病院で正しく診断してもらうことで、生活の見直しにもなりますし、症状にあわせた治療や投薬もしてもらえますね。
どうぞ、良い睡眠の為の参考にしていただけたらと思います。
さいごに
冬の朝、起きれないを改善する方法について、就寝前にできることと、起床後にできる効果的な方法についてご紹介しました。
どの方法も手軽に簡単に出来るので、ぜひお試しください。
また最近では「自己覚醒で自然に起きる方法」などもあるようなので、色々な方法を取り入れてみるのもいいですね!
そして、朝起きれない症状が重い場合や続く場合には病気の可能性もありますので、病院などへ通院も考えてください。
良質な睡眠が取れて、朝、すっきりと起きれるようになると良いですね!
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